「有楽町で逢いましょう」とは故フランク永井のデビュー曲で有名であるが、有楽町そごうのキャンペーンソングであったことは有名である。当時は「有楽町で」と言えばそごう百貨店前での待ち合わせ場所となっていたらしい。
それと同じでは無いが、待ち合わせ場所として渋谷のハチ公前とかが有名である。それぞれの都市の駅前ターミナル付近は待ち合わせ場所のポイントが多々あるであろう。
姫路駅前もそれなりに待ち合わせ場所があるようだ。私の場合妹や弟の送迎場所としてJR姫路駅東口を利用していた。御幸通りの入口としてこの辺りには若い人達もデートの待ち合わせ場所としていた。ところが駅の再開発で今後どのように変っていくのか分からない。今までは車が付け易いのでここにしていたが、昨年末に出入り口が変り、正月に出迎えた際などでも中央出口からだと結構距離があるようなので、今後は駅南にしようかと思うが、車の数が多く駐車に困難であり、迷っている。
建物名での呼び方で最近違和感を感じているのは、私達の年代以上から30歳代くらいまでは市民なら誰もが知っていると思っていた、御幸通りにあった本屋の「新興書房」が移転してどれくらいになるのか分からないが、高校生頃は毎日寄り道して立ち寄っていた。友人とここで良く待ち合わせをしたものである。現在はここに「ドコモショップ」が立っており、私がここの場所を示すのに「御幸通りの元新興書房あと」と言っても通用しなくなっている。若い人には「ドコモショップ」と言えば直ぐに分かるようである。中高年には「ドコモショップ」は分からない。あの懐かしい「新興書房」は今や別の場所に移転している。これからも駅前の再開発で店舗の移転や、進出店舗などでデートの待ち合わせ場所も変ってきそうである。
当時の私が高校生の頃では、御幸通りには新興書房のほかに、丸善や三耕堂、誠心堂などの書店があったが、駅に近く便利であったので良く立ち寄った。これらの書店も様変わりしているのだろう。