連休中も何かと所用で忙しい。昨日は京都綾部を往復した。義母を迎えに出向いたが、丁度田植え前や畑の手入れで手が放せない状態であり、一段落してから再度迎えることとなった。義兄夫婦は遅れ気味の田植え準備で、二言三言話を交わしただけで直ぐにトラクターに乗って水の張った田んぼを整地し出した。義姉は田んぼ周りの畦の雑草を草刈機で借り出した。大きな田んぼであるので大変である。
午前中には別の田んぼを鋤いていたようで、借用田も含めて今年は8箇所も田んぼがあるようで、専業農家となってしまったようである。
義母がいる畑を訪ねていたら、
「ヤマブキ」がなっているので採らないかと忙しい中で義姉が車で誘いに来てくれ、ヤマブキの何たるかも知らないのに二つ返事で了解した。
丁度義兄がトラクターで田を鋤いている横の土手地に蕗が群生しており、兄が勧めてくれたようである。採らなければ雑草と同じで刈り取ってしまうようであった。義姉は長靴も用意してくれ、鋏みとビニール袋を渡され、横の草むらに生えていた小さな蕗を鋏みで剪定して葉を同じくカットして見せてくれた。家内よりも先に草の中に入り早速蕗狩りをやり出した。
途中道の駅で野菜などが販売されていたが、ヤマブキは一束250円で売られていた。ここのはもっと太いのも有り、カットして揃えるように袋に入れていたが、家内は要領も知っているのか、後から来てもドンドン袋の中に入れている。様子を見ていると私は一本一本挟みで切ってから葉を落としてそれを束ねるようにしていたが、家内は数本を手で束ねてから葉をカットしていた。どうもその違いが速さの秘密のようである。
結局義母を迎えに行ったが、目的を果たせず蕗狩りに行ったようなものであった。帰ってからの夕食では道の駅で買った
「こごみ」の天婦羅や採ったヤマブキの料理が出てきて、旬の味覚をビールと共に味わった。