よくも毎日ブログを書けるなあと先日声を掛けられた。それより毎日そんなにネタが続くことが不思議がられた。孫のこと、会社のこと、とりとめもない日々の出来事を綴っているだけである。家内などは家の出来事など何でもペラペラ書かないで欲しいと言っていたが、今は諦めているのか余り口出ししない。時折帰ってきた息子から先日のブログにあれこれ書いていたとそれを聞いて憤慨する程度である。
自分ではそれ程さらけ出しているとは思っていないつもりであるが、日常の行動記録からすると矢張りツースルーで丸裸となっているようである。まあブログが公開日記であるから仕方が無いが、文面に出て来る人は自分のことかとハラハラドキドキであろう。
少しは気をつけているつもりでは有るが、家内や娘、息子、孫、妹弟等は矢張りそのままの代名詞の使い方をしているが、先輩や友人はイニシャルの頭文字を使うようにしているが、前社の先輩とか大学OBとかの使い方を交えてくると、その当りはもっと具体化されて、当たり前の話であるがわかる人にはあの人かと想像できるだろう。
昔のことであるが、私小説風なものを書き、そのモデルとなった人に一番に読んでもらったところ、何とその人は直接私に感想を告げられず、内容から怒られて会社の総務に訴えられて、ストーカー行為であると訴えられた。直ぐに総務担当者から呼び出され厳重注意を受けたことがある。当人は警察に訴えたいとかの憤慨であったと言われ、担当者は好きにすればと返答したとその当時の様子を伝えられた。
描写などが具体化すればプライバシーの侵害になることは承知していたが、恐ろしい体験であった。しかし喉元過ぎればで人間描写をすればブログネタは尽きないだろうが、それだけ自分の体験と感性ををうまく描写できるかが問題となる。