昨日は朝からの雨が通勤で出かける際には一層強く振り出した。この辺りにには警報も出ており、県西部の佐用町等には大きな被害も出ているようであった。何時も雨降りの際はバス通勤にしていたが、来るや来ないバスを待って遅刻しないかイライラ時間を気にしながら待つよりも、自分ペースでの余裕を持っての自転車通勤を決行することにした。
自転車通勤になってから、家内が雨合羽を買ってくれており、これまでも2,3度着たが雨に濡れても着ている被服には影響なく重宝していたので、今回も上着とズボンをそれぞれ着込んで傘を差して自転車で出かけた。
播但線の高架横を走ることによって少しは横風を受けずに済むので、何時もとは少し違う通勤ルートを使って出勤した。今回はビニールの袋も出してもらい弁当と水筒しか入っていない通勤カバンを濡れないように袋の中に入れて、自転車の前篭に入れたが、手に差した傘からの雨だれも受けて直ぐに袋は雨が溜っていった。
会社には余裕を持って到着して、自転車置場で雨合羽を脱いだり、ビニール袋からカバンを出して手の濡れたのをハンカチで拭いていたら、同僚達も早目の出勤をしていた。何時も自転車通勤のMさんは奥さんに送ってもらったようで、「この雨での通勤は根性やね」と私の肩口の濡れた様子を見て事務所に入っていった。
自分では雨合羽を着ているので濡れる訳は無いと思っていながら事務所のトイレで鏡を覗くと、両脇から肩にかけて半袖のカッターは濡れて下に着ていたランニングシャツも透き通って見えていた。結局雨に濡れたのでなく、ランニングシャツを着ていたので肩周りの汗を半袖カッターが吸収して丁度雨が降っていたので、濡れたように見えたものである。ビニールの合羽であるので余計に蒸れて汗を掻いたようである。
自分が半袖シャツでなくランニングシャツを選んだので、自分の責任であるが、着替えも無くそのまま暫らく着たまま作業にかかった。大雨の影響もあり、月曜日であったが来客数は少なく、開店休業の状態も続いたりして、人前での濡れの状態はまもなく納まった。
汗かきであるので、ランニングシャツを着ていることは多かったが、これ程までにカッターシャツに汗を掻いた状態になったのは始めてである。丁度大雨と重なり誰しも雨で濡れたものと思っておられたようで、「強い雨でしたね」との挨拶を何時も以上に交わしたように思う。これからはランニングシャツの着用には配慮したいと思った次第である。