昨日仕事帰りの帰宅後直ぐに入浴してから、寛いで風呂上りの夕食前のビールを飲みながらパソコンを立ち上げてメールを見た。息子から朝8時半頃に出勤前に発信したのであろうかメールが入っていた。
「おはようさん。今日は結婚記念日やね。これからも末永くお幸せに!!」と食事招待の計画もしているようで簡単な文面であった。
「しまった!」とそのメールを見て昨日が結婚記念日であることを思い出した。それならばと、今朝の出勤前の家内との口論を自重しておけば良かったと悔やんだが後の祭りである。
毎月のことながら、冠句の投句をパソコン入力後の確認で、先ず件数をパソコン入力数と応吟紙の数との照合で、目を変えてと家内に応吟数を紙面から数えてもらっていた。
10月1日から衣替えで半袖から長袖への切替でアイロン掛けに手間がかかり、私と娘2人の3人分の弁当の作成に手間取りと、その最中に私が数の依頼をしたものだからイラついたのか恩着せがましく返答したので、逆に私の方が切れてそれなら良いと言って依頼した封筒等を取り返して、そのまま出勤したのであった。
帰ってくると、娘と共同で机の上に数を数えて置いてあった。それを見てからメールを開けたものであるから、一層しまったと思ったのである。
念のため、息子からのメール受信を家内に伝えて、「君は今日のことを覚えていたのか?」と聞くと昨晩の食事後「ウチらの結婚は今年で何年になるうん?」と聞いていた。それで「昭和47年に25を足したものに1900を足して、それを今年の2009年から引いたら答えが出る」と言うと家内は手元にある電卓で計算して、「37年か」と言っていたのを覚えているが、家内はそれを昨日の記念日のこととして質問したらしいが、私は1年を通じた一般論としての認識でしかなかった。そこまで勘が働かなかった。
世間では主人が記念日を忘れているとのドラマなどでの笑い話をしていたが、まさか自分がそんな大事な?ことまで忘れて、息子のメールまですっかり気が付かなかった。自分の今月の誕生日はキッチリ覚えていたのであるが、痴呆の始まりだろうか。因みに家内も今月誕生日であるので、これも忘れはしていないので申し添えておく。
テレビを見たり、新聞を読んでいたりした際に尋ねられたりしたことはハッキリ覚えていないが、ある種の適当な答えや相槌をしているようで、それを回答とされてはたまったものではないが、とかく嵐を立てることではないと、家内の逆鱗に触れることのないようにしているつもりであるが、同じ様に敵もさるもので同じ思いだそうである。かくして38年目の初日が始まった。