11月に入って急に寒くなって来た。昨日出勤してから会社でマスクを着用することにした。姫路も危険地域に入っており先月の浜手の祭りのせいか中学校が3校休校となっていた。
何故か今回は春と違ってマスク着用が世間でも遅れているようである。春の結果がそれほどでもなかったと思うのか、今回は行政がそれほど強く指導していないのか、それともマスコミがニュースにしないだけなのか分からないが、死亡者の数や疑いのある患者数など、春の数値を超えているのに何故か暢気な気がする。喉元過ぎればの国民性のせいだろうか。
会社でもマスク着用は私の周り数名である。春は強制のように一斉マスク着用させていたが、今回は神戸で局の職員が新型インフルにかかったというのに、注意書きの回覧が回ってきた程度で自主性にまかしているようであり、春の処置とは大違いである。
新型の予防ワクチンも今のところ私達には来年以降のことであり、果たしてどれだけ効果があるのか疑わしいが頼らざるを得ない。マスクやうがい、手洗いなどをまめに続けるしかない。
うがいのことなら、子供の頃コップに少量の塩を入れてかき混ぜ、それを口に含んで喉を鳴らしていたが、下手をして喉の中に入ってしまいその苦さにえづくように吐き出したことを覚えている。今はイソジン等のうがい薬が有りそれを使っているが、私はその頃のことがトラウマになっているのか、薬も入れずに水だけで何度もうがいをしている。未だに吐き出すタイミングが悪く、胸元などを濡らしてしまい家内から叱られている。
学校や保育園でもうがいの指導があるようで、保育園から帰ってきた2歳のチビも小さな口に水を含んで「お口クチュクチュ」と吐き出している仕草は実に可愛いものである。横に並んだオジンのゲロゲロしている姿とは違って、洗面所の高さに背のびしてプット吹き出している姿は、実に微笑ましい姿である。
秋の新型インフルエンザの流行が、予想以下であれば良いが、間違いなく進行して蔓延していることを再認識すべきである。