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終の棲家に辿り着き
by kitamura1007
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ニュースによれば、この暑さは世界的なものであるとのことである。地球温暖化の傾向は止まらない様である。当然北極や南極の氷が解けて、水面上昇は避けられないため、太平洋の島々は水没ないし、生活圏への浸水となってしまう。
我がヒートアイランドの日本も、温帯地域と学習して来たが、この暑さは東南アジア地域の亜熱帯と変わらないと思われる。この所の気象ニュースは「命を守る」との表現がついており、記録的な高温現象を取り上げている。何もかもが異常となってしまっている様で、風水害や猛暑によって、この秋の農作物の野菜や果物への価格高騰が予想される。水産物被害もあるようである。
そんなニュースを見ていて、屋外でネクタイ着用のサラリーマンが暑さで汗を拭いている様子が映し出されていた。灼熱地獄の拷問ではないのだから、ネクタイを外そう。また所属企業もそういう運動をしなければならない。企業上役はエアコンの効いた涼しい部屋や車に乗っているから、現場第一線の屋外に出る営業マンの苦労は知らないだろう。知っていたとしても、また自分も経験して来たといっても、数十年前の気温と対比しても温度が上がっているのである。企業のトップは政治家の先生にに気を使っているのであろうか。中小企業は仕事を貰っている大手の企業に気をつかっているのだろうか。アナウンサーも同様である。ネクタイ着用だと余計に暑く思う。スタジオはクーラーが効いて暑くはないのであろうが、もっと季節感が出ないものだろうか。
一種のマンガ的光景である。就職を前に大学生も企業訪問をリクルートスタイルで行っている。口では人物本位と言っている企業でも、ネクタイ着用の服装までは緩めていない様である。エアコンで部屋温度をガンガン冷やすだけである。
クールビズと言いながら、どこかで歯車が空舞いしている様に思える。かと言ってクマゼミの蝉しぐれに暑さが一層腹立たしい気分に成る私には何も出来ないが、昨日は伸びていた髪を切るべく、いつもの散髪屋に行ったが、混んでいてもエアコンの効いた部屋で新聞を読んでいたが一向に気にならなかった。
旅行中に、近くに住む娘が新聞やら郵便物を取り入れてくれていた中に、「やまざと」誌の選稿在中の手紙が入っていた。今月冠題「取り戻す」の選者に当たっていたことは承知していたので、15日の締切後、20日の出発頃には選考依頼の手紙が送られて来ると思っていたが、出発までには届かなかった。消印を確認すると、19日となっていたので、21日に到着したものと思われる。
全部で116句あり、昨日一日かけて選考を行った。私は安富冠句会では清記を担当しているので、選者にはなれないが、やまざと誌や姫路冠句会では時々選者に当たる場合がある。そのため選者も私にとっては良い体験である。同じ冠題で皆さん様々に句を詠んでおられるところが、この冠句の面白さであり、特色である。中には同意句も合ったりしたが、冠題からの説明句が多かった様に思われる。冠句では説明句はご法度であるが、どうしても冠題に対して何かを取り戻したとか、取り戻す奮闘記を綴られている。私の句も同様なものであった。他のお二人の選者がどうお選びになるか、これも勉強となる。
矢張り自分の好みでの選考となってしまう。やまざと誌や姫路冠句会は文芸搭に属するので選考後の「巻」は無い。安富冠句会や他の国風冠句では、選考結果を巻に墨字で書き上げることになっている。大きな大会以外では、句の発表が無いので、巻を貰わない限り、自分の句の順位が分からない。巻を貰えるのは天位受賞者だけである。
安富冠句会も、選者を姫路冠句会のベテランの方にお願いしても、巻に墨字は苦手であるとしり込みされておられる。選だけならばとお断りに成られる。国風ではこの巻を受賞することが名誉なことなのである。
しかし、国風でもいざ自分が選をして巻を書き上げるとなると、中々大変である。普段墨字の生活は無い。精々結婚式や葬式に参列した際の芳賀帳や参列名簿に名前を筆ペンで書く程度である。新任宗匠もこの点では随分悩まれておられる方も居られる様である。
一方やまざと誌にしても、句評を書いておられるのは主幹だけである。以前は天地人の三光分は選者が句評を書いておられたが、最近はこれが無くなってしまった。その分のスペースを佳作の選の増加にまわしている。寸評からでも、その選者の意図が読み取れたのであるが、流石本家の文芸搭はこの選評ルールを踏襲されておられる。
国風にしろ、文芸搭系列の吟社にしても、伝統と改革の波が押し寄せており、雅友の高齢化は避けられず、新鮮な雅友の開拓が急務となっている。
(追伸)
国風姫路大会の結果発表は、別のブログ「冠句交流」で日々選者毎に更新しております。本日からは花鳥風月の最後の月の部に入って行きますのでご覧ください。
20日(金)の神戸三宮フェリーを19時10分出発で宮崎港に朝8時40分到着。9時前出発の観光バスで鹿児島維新のふるさと街並み散策を行い、21日(土)の19時10分宮崎港を出発。22日(日)9時30分神戸港到着の弾丸ツアーに参加した。
尚且つ10時23分JR三ノ宮駅発の新快速に乗車し、11時10分姫路駅に次女の所の孫に、駅裏まで迎えに来てもらい、一旦自宅に戻り荷物を置いてから、再び家の前で待ってもらっていた孫の車で、姫路球場に駆け付け、滝二対報徳のベスト16のブロック決勝戦の応援に出かけた。猛暑の炎天下の観戦で3本のホームランが飛び出す好ゲームであったが、ヒット数で劣る滝二の惜敗であった。孫の夏は終わった。私達のツアーと夏の高校野球も終わった様であった。
私の旅行はハプニングが付き物である。今回はお天気までも影響した。関西方面では余り関心が無かったが、台風10号の影響で、宮崎行の航海は、太平洋に出るため、海が荒れた様で、12,000トンのビルの5階建ての様な大きな船が揺れた。夜の管板に出て波間をみても白波が立つというものでは無く、大きな波のうねりの中に船が入ってしまうといものであった。早く寝入ったのであるが、宮崎の日向灘は太平洋に面しており、到着直前まで揺れていた。いつもの様に早く起きてから海面をデッキで見ていたら、気分が悪くなった。船酔いである。そのためトイレに入ってからスッとしたので到着時には落ち着いていた。大半の方が船酔いをされた様である。そのため朝食を取らなかった。家内はそれ程でも無かった様である。私の方がデリケートだったのだろう。
宮崎到着後迎えのバスに乗った。この時の人数点呼で36人がご一緒であることが分かった。私達は一番前の指定席に乗車した。宮崎自動車道から九州自動車道経由で鹿児島に向かった。途中車内では台風の不安定な気候状態で雨が降ったり止んだりであった。
鹿児島では現在NHKの大河ドラマで放映中の「西郷どん」の島津家、西郷隆盛を追っかける旅であった。途中でスコールの様な激しい雨に見舞われたりして、傘を持参していない人に、急遽観光協会の人が10人分ほど手配することもあった。そうかと思うと晴れて来て、気温は上がり、桜島からの火山灰であろうか、道に落ちている黒い砂ぼこりが舞い上がり、車はどれ一台綺麗なものはなかった。洗車はおろか洗濯物の干場にも困る土地だなと思った。
帰路は宮崎からの航路で、船の揺れが心配だなと思っていたが、何んと台風の影響から、瀬戸内航路に変更とのことであった。その代り2時間到着が遅れるとのことであった。
ツア出発前に瀬戸内航路も検索したが、今回の様な観光はオプションであったので、私達時間のあり余るものにとっては、絶好のコース変更となった。日向灘では少しの揺れがあるので、入浴を乗船後早く進められたが、瀬戸内に入れば四国側、広島側の明かりも見えて、しまなみ海道、瀬戸大橋、明石海峡大橋の三大架橋の下をくぐり、瀬戸大橋では日の出が大橋の間から上がって来ると言うロケーションで、豪華なクルージングとなった。家内も帰りのコースは大満足である。太平洋と違って波間が鏡面の様であり、揺れるということは無いのである。
朝食も船内レストランで洋食モーニングを食した。家内は和食だったようであるが、ゆっくり寛ぎ、客室に戻っても横になるだけであるので、レストラン横のベンチを二人分確保し、朝の瀬戸内を涼しいエアコンの中から見入った。遠くの景色を見る分には問題が無いが、すぐ下の海面を見ると赤潮やゴミが浮遊で、国立公園の瀬戸内海とはとても思えない海面の汚れであった。先の風水害での河川からの流木や家屋の流出物が流れているのかも知れないが、これは太平洋の方が良かった。
人間万事塞翁が馬と言われているが、何が不幸で、何が幸いとなるか分からない。そんな旅路であった。
国風冠句連盟の姫路大会を先月28日に開催してから、今週末で1カ月が経過する。この残務整理として一番大事な大会の結果報告となる「採華抄」の印刷配本がある。幸い多くの方に目を通して頂いた結果、校正も仕上り、現在は私の手を離れて印刷製本に出している。紙面に余裕があったので、大会での役割や、進行表も入れた。順調に進めば、安富冠句会が26日(木)に開催される前日には間に合いそうである。
そうすれば、安富の皆さんのご協力を得て、句会後に投句者全員112名の方に配本手続きが出来そうである。
一方で現在も毎日、大会結果の選者別更新を別のブログ「冠句交流」で行っている。32名の選者を日替わりで更新しており、本日現在は風の部7人目である。明日で風の部は終わり、次からは最終の月の部が始まる。7月31日には全部の選者発表が終るが、丁度その時分に印刷された「採華抄」がお手元に届くこととなる。
今のところ8月の1日と2日に二評通り高得点順位と多評通り(五評以上)、それに当日の研修会運座「初舞台」の互選による多選賞を発表の予定である。もう暫く「冠句交流」をお楽しみ下さい。またご意見等もコメント下さいますようお願い申し上げます。
大学時代のクラブの同窓生4人と毎年、幹事が交代で旅行に出かけている。今年は5月の末に伊勢志摩を一泊した。今秋も11月中旬に京都箔を予定されている。来年の幹事には私が予定されている。全員古希を迎えた年金生活者であるから、そんな贅沢三昧の旅行は無い。それと一病息災で、全員何やらの病気持であるから、薬は手放せない有様である。
そんな中で、目的地を探していた。ふと九州弾丸ツアーというのを見つけた。要するに夜行列車やバスに変えて船に乗船し、夜に乗船し、翌朝には九州に到着しており、電車バスと違って、横に成って寝られるというもので、到着した朝から一日自由行動し、その日の夕方には再び乗船して阪神間のターミナルに帰着するというもである。
確かに新幹線等の特急料金を払って九州へ行くとなると、往復万円を直ぐに超えてしまうので、旅行としては高額となる。それに私の様にどこでもいつでも寝られる特技の持ち主は良いが、中々寝付かれない者は苦痛かもしれない。一泊なら辛抱が出来ても二泊となるとしんどいかも知れないなあと思っていた。
先日新聞に「さわやか夏の九州旅行」のプレゼントクイズがあり、応募していたらビッグ宵当選の案内があった。ビッグ宵と言うから完全ご招待かと小市民的には思っていたが、結局5000円の割引特典がありますとのことであった。
その結果、昨晩から家内と一緒に体験?旅行に出かけている。夕方19時10分に宮崎カーフェリーに乗船し、もう間もなく朝8時40分には宮崎港に到着予定である。その後観光バスで維新のふるさと鹿児島を探訪する3日間である。
大河ドラマを毎週見ているが、西郷どん観光の旅となる。またブログで報告したいと思っている。
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